◇初節句プレート「雛祭」
【大倉陶園◇2015新作◇季節限定

日本の伝統行事である節句の歴史は古く、人々は季節の節目にその季節の植物を口にし、無病息災を願う祓いの行事を大切にしてきました。ご出産や初節句のお祝いに、季節を楽しむインテリアにぜひお使いください。
女のお子様のお誕生と健やかな成長を願い祝う『雛祭り』。大倉陶園の新しい雛祭りの飾り皿が出来上がりました。紅白の合わせ懐紙を背景に、柔和で気品ある表情の立ち雛を配しました。飾り皿として制作されましたが、お料理を盛り付け食器として使用されても素敵な節句のシーンとなることでしょう。　◇　木製皿立付き　◇

【三月の季語】
　　　曲水の詩や盃(さかずき)に遅れたる　正岡子規

【曲水(きょくすい、ごくすい)】中国、隋唐のころ貴族や文人の間で流行した習俗。３月３日の上巳(じょうし)に郊外や庭苑の水辺に出、招魂・祓除(ふつじょ)を行い、流水に酒杯を浮かべ、一定地点（自分の前など）に流れ着くまでに詩歌を詠むという雅(みやび)な儀式です。
【巳の日の祓(はら)い】人形(ひとがた)を川に流して穢れや厄難ほ祓う行事は、流し雛や雛祭りのもととなりました。

■商品スペック
○サイズ：直径約20cm・高さ1.8cm○アクリル皿立付き
○技法／金蝕（エッチング）、金彩、上絵
○裏面に穴はあいておりません■技法
上絵、金蝕、金彩／大倉陶園は1919年の創業以来、美術的価値の高い洋食器を作り続けており、その製品における「色の白さ」「磁器質の硬さ」「肌のなめらかさ」には定評があります。金の光沢の差で描いた上品な輝きの金蝕（エッチング）にはサンドブラストの方法を用いています。本焼きした白生地にマスキングされた絵模様を貼り付け、細かい砂を噴射して生地の表面を削り、モチーフを浮き彫りにします。